浜田製作株式会社
INTERVIEW 02

業界の老舗として蓄積してきたノウハウを、
つ未来につなげていくための人材育成を推進。

部品加工・組立 入社20年目國政滋弘 さん

Q.1

入社したきっかけ

新婚で子供がまだ小さい時にサラリーマンを辞め、手に職をつけようと建築関係の仕事に移ったのですが、家族にとってはやはり不安が大きかったようで、勤務時間がある程度、決まっていて、家からも近く、何より仕事として安定している浜田製作に転職しました。組立作業は以前、別の会社で経験したことがありましたが、加工は初めてで、手に職をつけると言う意味でも、ちょうど良い会社が見つかったと思います。

Q.2

普段の主な仕事内容

現在は、コンピュータのプログラム制御により、格納されている約20種類の切削工具を自動的に交換しながら、素材となる鉄を目的の形状に加工していく工作機械、”マシニングセンタ”をメインに使った作業を担当しています。それ以外にも、今は後輩が後を引き継ぎ、作業に当たってくれている新旧2台ある”NCフライス盤”も取り扱い経験があり、また入社当初は人手が足りず、組立に駆り出されることも多かったので、現場の作業はひと通り、すべてできるだけのスキルは身についています。今後は次の時代に向けて、今まで以上に若い世代や後輩を育てていくことに力を注いでいきたいです。

Q.3

仕事の難しさややりがいを感じる瞬間

現場で行う作業工程としては、まず塗装前の溶接された鉄の下地に、けがき・穴あけ・バリとりなどの加工を施し、一度、塗装屋さんに戻して、塗装してもらった後、それを図面通りに組み立てて完成させるのが、大まかな一連の流れです。その中で例えば、素材の鉄をより効率よく完成形に持っていくための加工手順を考えたり、ドリルの刃先を自らの手で研いだり、結構アナログな作業の方が難易度が高く、やりがいを感じます。また、組立に関しても微調整がいるような難しいものに挑戦する楽しさはありますね。

Q.4

浜田製作株式会社の魅力

業界では老舗の部類に入る歴史ある会社で、仕事も安定していますし、現場自体の雰囲気も和気あいあいとして、堅苦しくないので誰でもすぐ馴染めるのが良いところです。また、20代の若手から年配のベテランさんまで、年齢層も幅広く、お互い良い刺激になっていると思います。

MESSAGE

未来の後輩に贈るメッセージ

入社当初は誰もがみんな初心者で、私たちも同じ道を通ってきていますし、今は昔とは違い、背中で語って、技術は見て覚えろという職人さんもいませんので、難しく考えず、わからないことは何でも気軽に聞いてください。私が持っている知識や技術は惜しみなく公開し、伝授します。そのバトンをみなさんの手で、未来につなげていってください。期待しています !